現役バーテンダーが教える~バレンシア~カクテルの作り方

カクテル カクテル講座とお酒について

 

カクテル

 

皆さまお疲れ様です!

Sweets bar 足跡の店長サトルです!!

 

混ぜる!冷やす!空気を含ませる!

シェイク編第6弾です!

 

過去記事でシェイクについて詳しく説明しています!!

 

合わせて読みたい記事はこちら↓

 

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バレンシアとは??

 

イタリア

 

バレンシアとは、

オレンジの産地で有名なスペイン南部の街の名前です。

 

由来としては、こちらの地方のオレンジジュースを使ったところからつけられたと言われています。

 

正式名称としては「バレンシア・カクテル」というそうですが、略称の「バレンシア」で十分どのバーテンダーにも伝わるかと思います。

 

バリエーションとして、「バレンシア・カクテル」をクラッシュドアイスに詰めたロックグラスに注ぎ、スパークリングワインを加える「バレンシア・コブラー」というカクテルがあります。

 

 

バレンシアに使うお酒をご紹介します!!

 

ブランデー

 

バレンシアの味わいはアプリコットの甘みをほどよくオレンジが包んでいるようなイメージです。

 

まず、ベースとなるのはアプリコットブランデー。

 

ここでは、リキュールタイプのものを使用しています。

数種類のハーブとコニャック、アプリコットが使用されています。

 

お次はオレンジジュース。

 

オレンジ

 

オレンジは大きく分けるとスイートオレンジ、サワーオレンジ、マンダリンオレンジと分類されますが、日本での一般的なものはスイートオレンジのことです。

 

その中でも流通が多い種類がバレンシアオレンジだそうです。

 

スーパー等で購入したオレンジを絞り、甘みが薄ければ師範のオレンジジュース等と混ぜても良いかと思います。

 

最後にオレンジビターズ。

 

今回はリーマーシュミットのオレンジビターズを使用します。

ビターオレンジ等の柑橘系の果皮を中心に、ウイキョウ、桂皮などのハーブエキスが入っています。

 

 

 

 

バレンシアの作り方〜実践編〜

 

それでは作り方の紹介です!!

 

バレンシアのレシピ

アプリコットブランデー30ml
オレンジジュース30ml

オレンジビターズ1dash

 

アプリコットブランデーが多いレシピもありますが、僕はこれぐらいの方がスッキリと飲めて好みです

 

まずはショートグラスを冷やします

 

オレンジジュースの準備です。

オレンジはワタの部分を絞らないように気をつけて絞りましょう。

 

今回は水っぽさが目立ったので、

オレンジジュースを10ml加えています。

 

ボディーにアプリコットブランデーとオレンジジュース、オレンジビターズを一振り入れます。

 

シェイカーの各部名称等は、前回記事に書いてありますので、そちらも参考になさっていただければと思います。

 

前回の記事はこちら↓

 

氷を積みます。

 

氷

 

当店ではロングドリンク用の氷を仕込むときの端材を面取り、その時々のカクテルに合わせて割って使用しています。

 

バレンシアの場合は、フレークを作ったりするよりも空気を含ませて、軽やかに作ることを意識しているので、大きめの氷で空気を圧殺するようなイメージになるように積みます。

 

それではシェイクです!!

 

秒数にして13秒ほどでしょうか。

 

先述したように、空気を圧殺するようなイメージで振ります。

強く氷を打ち付けるのではなく、軽く当たるように意識して手首を使います。

 

冷やしていたグラスに注げば完成です!!

 

カクテル

 

 

 

 

最後に

 

いかがでしたでしょうか?

 

軽い飲み口のカクテルなので、スペインのようなカラッとした天候の中で飲んだら美味しいだろうなといつも思います。

 

昼からでも飲めそうです!

 

チーズケーキなどのまろやかなスイーツと合わせても良いかもしれませんね!!

 

当店はフルーツのリキュールが多く置いてあるので、こういった飲みやすいカクテルを作りやすいです。

 

僕もバレンシアのように親しまれやすいカクテルを考えていこうと思います。

 

なんせ爽やかで飲みやすいカクテルです!

ぜひお試しください!

 

前回の記事はこちら↓

 

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