皆さまお疲れ様です!
Sweets bar 足跡の店長サトルです
混ぜる!冷やす!空気を含ませる!
シェイク編まだまだ続きます!
過去記事でシェイクについて詳しく説明しています
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サイドカーを作ってみよう!!
今回も「シェイク」という技法を使用したカクテルです。
シェイクは材料の比重に差があり、混ざりにくいものを短時間で効率的に冷やし混ぜたい時に使う技法です。
今回は「サイドカー」
ブランデーをストレートで飲む!
なんとなく大人っぽいイメージ!
いや、映画の悪役が飲みながら悪巧みをしているイメージでしょうか?
僕はブランデーの味を知らずになんとなく名前で注文したカクテルなのですが、これをきっかけにブランデーの世界が広がりました!
ウイスキーに続く、ブラウンスピリッツの世界が広がったので、お酒の種類だけでいうとほとんど飲んだ瞬間。
今でもよく覚えています。
サイドカーとは??
サイドカーはホワイトレディの兄弟カクテルとも言われています。
ホワイトレディについては、別記事で紹介しておりますのでそちらもどうぞ
作者はパリの「ハリーズバー」のバーテンダー、ハリー・マッケンホーン
1933年に作られたと言われています。
「サイドカー」という名前については、常連客の将校がいつもサイドカーに乗って来店していたことに由来すると言われています。
ホワイトレディと作者が同じなので、ベースをブランデーで作ってみようという発想にはたどり着きやすかったのかもしれませんね。
サイドカーに使うブランデーを説明します!!
そもそもブランデーについて細かく紹介していくと、この記事を読むのが相当しんどくなってしまうほどの分量になるので、今回はさらっと紹介します。
ブランデーとは、果実酒をベースに蒸留したお酒の総称になります。
ぶどうから作られたものだけではなく、さくらんぼからでも、りんごからでも作られるとブランデーと分類されます。
ぶどうを主原料とするものは
・コニャック
・アルマニャック
・ピスコ
・マール
・グラッパ
・オルーホ
・フィーヌ
それ以外が主原料となるものは
・カルヴァドス(りんご)
・キルシュヴァッサー(さくらんぼ)
・スリヴォヴィッツ(プラム)
等があります。
種類についてはそんなところでしょうか。
ちなみに、いつも僕がサイドカーに使うブランデーは、クルボアジェVSOP ROUGEです。
ナポレオンにゆかりのあるクルボアジェですが、このROUGEという銘柄にはナポレオンの妻ジョセフィーヌが関連しています。
彼女はバラの花が大好きだったらしく、「バラの貴婦人」と言われていたそうです。
ブランデー自体の味わいも、エレガントで、柔らかいイメージなので、軽く飲みやすく作りたいサイドカーにはぴったりです!
サイドカーの作り方〜実践編〜
それでは作り方の紹介です!
サイドカーのレシピ
・ブランデー40ml
・コアントロー10ml
・レモンジュース10ml
まずはグラスを冷やします。
その間にボディーにカクテルの材料を入れます。
レモンジュースは、いつも書いていますが、絞りすぎないように
白いワタの部分を潰さないように絞ります。
また、酸味の具合によってホワイトキュラソーやブランデーで調整することが必要です。
意識としては、酸味をしっかりと効かせるというより、ブランデーの味わいに新しい風味をプラスしていくようなイメージでしょうか。
グラスの準備ができればシェイクです。
秒数としては13秒ほどです。シェイク自体は氷と液体が触れる瞬間に間の空気を圧縮して液体に入れ込むイメージのソフトシェイクです。断続的に氷が壁に当たる音がしているか、指先に集中し、しっかりと効率的に冷やせているかを注意しながら作成します。
茶こしでフレークを漉しながらグラスに注げば、完成です!
まろやかな飲み口になっているのが僕は好きです。
最後に
今回はサイドカーを作りました。
ブランデーは昔一大ブームがあり、割と身近なお酒というイメージがお父さん世代ではあるそうですね。
今でいうシングルモルトブームと近しいものでしょうか。
ウイスキーと同じように、ブランデーも奥が深く、ハマると沼ですが、バーテンダーとしゃべりながら、飲み比べなどもさせてもらうのもアリかもしれません。
でもまずは、飲みやすいカクテルでぜひお試しください!
さらに楽しいお酒の世界があるに違いありません!
それでは!
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