こんばんは、吉見です。
いよいよ梅雨に入りましたね。
湿度が上がるだけで随分暑くなった気がします。
日頃も勿論ですが、
お酒を飲んだ後の水分補給もお忘れなく。
今回はリキュールのご紹介に加えて、
吉見考案のカクテルも一緒にご紹介しようと思います。パティシエ目線で考えるカクテル、高い度数でなく甘いお酒がお好きな方へはぴったりかと。
前回の記事はこちら↓
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カクテルを楽しむ!! 桃のリキュールを紹介します!!
まずはリキュールのご説明から始めます。
今回は桃のリキュールを使おうと思います。
ちなみに、当店には桃のリキュールが 2 種類あります。折角なので分量はそのままで、味わいにどのような違いが出るのかも試してみます。
桃のリキュールってどんなのがあるの??
当店には 2 種類の桃のリキュールがございます。
ピーチツリーというものと、奏シリーズの白桃です。
それぞれどのようなリキュールなのかをご説明しますね。
まずはピーチツリーから。
ピーチツリーを紹介します
黄桃を使用したリキュールで、
甘い香りをお楽しみいただけます。
アルコール度数は 20%です。
開発された当時の蒸留責任者が桃好きの方だったようで、どうにかして桃のリキュールを作れないか、と考案されたものがこちらのリキュールだそうです。
無色透明のリキュールなので、どの割材を使っても液色が濁ることなく仕上がります。
奏 白桃を紹介します
こちらは名の通り、白桃のリキュールですね。
国産の素材 100%で造られている、
拘りのリキュールです。
甘く華やかな香りに、
伸びと厚みのある果実感溢れる白桃の味わいが感じられます。
こちらもアルコール度数は 20%です。
ここで疑問が。
「白桃と黄桃の違いとは?」
気になったので調べてみました。
白桃と黄桃の違いは??
個人的なイメージでは、白桃の方がジューシー、黄桃の方が甘味が強い印象です。
実のところはどうなのでしょうか。
果汁が多くジューシーな方が白桃のようです。
果汁が多いぶん、香りも立ちやすいです。
こちらはイメージ通りでした。
黄桃は、果肉が固く加工用として栽培される桃、だそうです。
缶詰めのイメージが強かったのでイコール甘味だと感じていました。
しかし最近では生食用の黄桃も人気が出ているようです。
果肉が固いぶん実が詰まっていて、
マンゴーのような甘みを感じられる黄桃もあるようです。
では、次は吉見考案のカクテルに移ります。
桃のリキュールを使用した、吉見のオリジナルカクテル
使用するのは、
先程ご紹介した桃のリキュールと、マンゴージュース、りんごジュースです。
これらを混ぜ合わせた後にシェイクして仕上げます。
リキュールとりんごジュースはそれぞれ甘味が強く、マンゴーもとろりとしていてより甘味を感じやすいです。そのため、ビルド(※)で作ってしまうとべったりとした甘さが残ってしまうと思ったのでシェイクの仕上げにしてみました。
一口飲むとカクテルと一緒に細かい氷も流れ込み、冷たさも相まってさっぱりとした甘さが広がります。
(※)ビルドのカクテルに関してはさとるブログへどうぞ。より細かくご説明しております。
リキュールを変えての味わいの違い
ピーチツリーと奏の白桃ではどのような違いが出るか、飲み比べてみます。どちらも透明のリキュールなので、見た目は全く同じです。
果実そのままだと白桃の方が香りが立っていると書きましたが、リキュールとなってからは黄桃を使っているピーチツリーの方が甘みと香りが強いです。
カクテルにもそのままの性質が反映されているので、ピーチツリーを使った方が甘く、奏を使った方が繊細な味わいになっております。
こちらのカクテルに当店のスイーツを合わせるとすると。考えてみましたが、このカクテルは 2 杯目に適しているかな、と思います。
スイーツをお召し上がりいただいた後、
もう少し甘いものが欲しい、けれどもう 1 皿食べるにはお腹いっぱい…という方へぴったりかと思います。
最後に
今回もありがとうございました!!
とろりとした甘みの中に桃の香りと瑞々しさを感じられるカクテルをご紹介させていただきました。
湿度が高いこの時期、
フルーツ系のカクテルがより一層おいしく感じられますよね。
桃のリキュールを使ったカクテルは、
他にもご用意しております。
是非お試しください。
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